こんばんは。かおりです。
世の中には、なぜかみんなに好かれる人がいますよね。逆に、一緒にいるだけでなんだか緊張したり、ちょっとこわく感じてしまう人もいる。
その違いって、もしかしたらその人の使う「言葉」にあるのかもしれません。
今日はそんな、単語や表現の選び方のお話です。
オンラインでのやりとりが増えた今、「言葉」の比重ってどんどん大きくなってるんですよね。文字と声だけで伝わる印象。表情や声のトーンが届きにくいテレビ電話での印象。そういうものって、結局ほとんど「言葉」でできていると言っても、言いすぎじゃないと思うんです。
この記事では、「お願いの言葉」「注意の言葉」「感謝の言葉」——人になにかを伝えるときの言い方を、いくつか整理してみました。
普段なにげなく使っている言葉を、ちょっと見直してみませんか。言葉を選びなおすだけで、人との関係はぐっとなめらかになるし、あなたの電話占い師としての仕事にも、きっといい形で返ってきます。
「お願いの言葉」──まっすぐ伝えるということ
たとえば、誰かが間違えてしまったとき。あなたはどんな言葉をかけますか。
つい感情のまま、声を荒げたり責めたりしてしまう。気持ちはわかります。でもまず、その「怒り」の奥にある気持ち——本当は残念だったとか、悲しかったとか、そういう感情のほうに、そっと目を向けてあげてほしいんです。
そのうえで、相手にどうしてほしいのかを伝える。言いにくいときや、ちょっと気が引けるときは、「正直に言うとね」みたいなひとことを前に置くと、ずいぶん伝わりやすくなりますよ。
大事なのは、自分が望んでいることを具体的に、そして「これはあなたのためにもなるよ」っていう思いやりを込めて伝えること。
それからね。日本人って、遠回しな言い方を好む傾向があるんです。やさしさでもあるんだけど、電話占いの場面では、あいまいな表現はなるべく避けたほうがいい。
とくに「はい」と「いいえ」は、はっきり言ってあげてほしいんです。できること・できないことをぼかしてしまうと、あとから誤解やトラブルのもとになってしまうから。
どうしても「できません」と言いづらいときは、「ちょっと難しいかもしれません」でもいい。あとになって「やっぱりできませんでした」と伝えるほうが、お互いずっとつらいですから。
あいまいな言葉って、相手が自分に都合よく受け取ってしまうものなんです。たとえば「すぐにできますか?」の「すぐに」って、人によって感覚がぜんぜん違いますよね。
人は、自分の思い込みで言葉を受け取ります。だからこそ、誤解を生まないために、できるだけ具体的に、ちゃんと伝えきることが大切なんです。
「すぐにできますか?」じゃなくて、「この件を先に進めてもらえますか?」。さらに「○時までにお願いできますか?」と具体的に言えると、相手も動きやすくなりますよ。
「注意の言葉」──相手の側に立って言う
「何回言ったらわかるの?」
つい出てしまうフレーズですよね。でも、何度言っても伝わらないのには理由があるんです。言葉そのものが届いていないのか、届いても行動につながっていないのか。そこを見ないまま責めても、たいてい思うようにはいきません。
まずは、「前にも何度かお話ししたと思うんですが、覚えていますか?」と、相手の状況をたずねてみる。もう少しやわらかくしたいなら、「何度か伝えたつもりなんですが、どこかつまずいてますか?」でもいい。そうやって、相手がなぜ理解できなかったのか、その理由のほうを一緒に見てあげるんです。
感情をぶつけたり、一方的に注意したりしても、状況はよくならないんですよね。相手の事情をくみ取って、その人の心に響く言葉を選ぶ。それがいちばんの近道です。
人を変えるのって、本当に難しい。でも、自分の言葉や態度なら、すぐに変えられます。ちゃんと向き合って話せる人は、自然と信頼される存在になっていきます。
それから、相手のやり方が違うなと感じたとき。頭ごなしに否定するんじゃなくて、「普段はこうしてることが多いですよ」って伝えてみるのはどうでしょう。
「一般的にはこういうやり方もありますよ」と言うだけで、相手はずっと受け入れやすくなります。ただ、これを使うときは、それが本当に「一般的」なんだって納得してもらえるだけの理由も、ちゃんと用意しておいてくださいね。
自分の意見を伝えたいなら、「こういうやり方もあるけど、どう思います?」と、客観的に投げかけてみる。そして、最後の判断は相手に委ねる。
そうすると、相手がどれくらいその考えを持っているのかも見えてきます。一方的に押しつけるより、いくつかの選択肢を見せて、自分で選んでもらう。そのほうが、相手も前向きに動けるんです。
「感謝の言葉」──やさしく、まっすぐに
なにかをやり終えたとき。力を貸してくれた人に、感謝を伝えますよね。
そういうとき、「ありがとう」ってよく使います。もちろん悪い言葉じゃありません。でも、大きなことをやり遂げたあとには、ちょっと軽く感じてしまうこともあるかもしれない。
相手の心がふっとあたたかくなるような、そんな言葉で気持ちを伝えてあげたいですよね。
感謝のつもりで「すみません」と言ってしまうこと、ありませんか。これも間違いではないんだけど、人によっては否定的なニュアンスを強く感じて、なんだか申し訳なさそうに聞こえてしまうこともあるんです。
謙虚に伝えたいときは、「わたしにはもったいないお言葉です」みたいな言い方もできます。
でもね。感謝を伝えたいときは、難しい言い回しよりも、やさしくてまっすぐな言葉のほうが、ずっとよく届くものなんです。
たとえば「本当に感謝しています」。それだけで、あなたの強い気持ちが、シンプルに、でもしっかりと伝わります。凝った言葉を探すより、素直に話したほうがいいときも、たくさんあるんですよ。
言葉って、目には見えないけれど、たしかに相手の心に残るものです。
普段の自分の言葉を、ほんの少し選びなおしてみる。それだけで、人との関係はやさしくほどけていくと、わたしは思っています。
かおり

