「なんで依頼が来ないんだろう」って思ったときに、読んでほしい話
こんばんは。詩です。
今日は占いの話を少しだけ。わたし、セラピストの仕事をする前にも、いろんな場所を渡り歩いてきたんですけど、その中で電話占いをやっていた時期もあったんです。だから、占い師さんの「依頼が来ない」っていう焦り、すごくよくわかります。
ココナラとかで待っていても、なかなか声がかからない。そういう時期って、つい「もっと安くしようかな」「もっと当たるって書こうかな」って、外側ばかりいじりたくなるんですよね。でもわたしは、ちょっと立ち止まってこう問いかけてみるのをおすすめしたいんです。
「わたし、いつも同じ反応の仕方をしてないかな?」って。
実はこれに気づけるかどうかが、長く続く占い師さんになれるかの分かれ道だと、わたしは思っています。
自分がハマりやすい「型」を知っておく
人にはそれぞれ、無意識にハマりやすい思考のクセがあります。占いの場面でも、それが知らないうちに出てしまう。代表的なのは、この三つ。
ひとつ、人の意見に合わせすぎていないか。 ふたつ、相手に反応しすぎていないか。 みっつ、問題そのものから逃げていないか。
どれも、誰もがハマりうる落とし穴です。「あ、今のわたしかも」って思った人は、ちょっとだけ注意して読んでみてください。
合わせすぎてしまうタイプ
みんなに好かれなきゃ、と思って、つい自分を犠牲にしてしまう。一人でいるのが不安で、誰かといたい。相手の反応が気になって、拒まれると心が押しつぶされそうになる。波風を立てたくないから、対立を避けてしまう。何かトラブルがあると、つい「わたしのせいかも」と抱え込む。
こういう占い師さんは、お客さまの言ってほしい言葉ばかり言ってしまいがちです。優しいんだけど、それだけだと相手の心には残らないんですよね。
反応しすぎてしまうタイプ
世の中は敵だらけで、人生は勝つか負けるかだ——どこかでそう思っている。だから強さに惹かれるし、相手より優位に立ちたくなる。
このタイプは、鑑定の場でもつい主導権を握ろうとして、お客さまを置いてけぼりにしてしまうことがあります。
距離を取りすぎてしまうタイプ
自分のことは自分でできる、本当は誰も必要としていない、一人でも生きていける——そんなふうに、心のどこかで壁をつくっている。自分に踏み込んでくる人にイラッとするから、逆に自分が相手を動かす側になろうとする。
これも、お客さまとの間に見えない距離をつくってしまうクセです。
このクセは、消すんじゃなくて「受け入れる」もの
ここで誤解してほしくないのが、これらのクセを「悪いもの」として消そうとしなくていい、ということ。
前向きな気持ちを持つのはもちろん大事です。でも最近の心理学では、「ポジティブだけでは人はうまく機能しない」とも言われているそうです。
不安やしんどい記憶をなかったことにして、幸せだけを追いかけても、心の根っこに残ったネガティブな感情は消えません。むしろ放っておくと、こじれて大きくなってしまう。逆に、自分の痛みや弱さをちゃんと「ある」と認められたとき、人は不思議と、他人の痛みにも寄り添えるようになるんです。世界の見え方が、少し深くなる。
自分の暗い部分も含めて、まるごと自分として抱えていられる状態。それを「全体性(ホリスティック)」っていうらしいです。いい面も悪い面も、どっちもあっていいんだよ、っていう心のあり方ですね。
ちょっと自分に問いかけてみてください
依頼が来なくて落ち込んだとき、わたしはいつもこんなことを自分に聞いてみます。
自分の弱さや暗い部分って、なんだろう。 人生のどんな場面で、特にネガティブな気持ちになるんだろう。(特定の場所、時間、人——なんでもいい) そのとき、わたしは何を感じてる? これまで、その嫌な感情やしんどさと、どう付き合ってきた? そのしんどさを、少しでも前向きな何かに変えていく方法はないかな? 自分の暗い部分を使って、もっと「まるごとの自分」になれないかな?
不思議なもので、この問いに向き合っていると、お客さまへの言葉も変わってくるんです。自分の弱さを知っている人の言葉には、ちゃんと体温が宿る。それが、画面の向こうの相手にも伝わるんだと思います。
依頼が来ないなって思った日は、料金やプロフィールをいじる前に、ちょっとだけ自分の心のほうを覗いてみてください。
それじゃ、今日はこのへんで。
詩
